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こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。
今回は、インプラントの寿命と長持ちさせるための方法についてお話させていただきます。

インプラントは第二の永久歯といわれています。
抜けてしまった歯の代わりとして、これまでの天然の歯同様の噛み心地を再現できるのがインプラントの特徴です。
ただし、一生涯使っていけるかどうかについては、定期的にメインテナンスを行い、ケアしているかにかかっています。
本日は、平均的な統計として何年くらい使えるか、インプラントをより長持ちさせるための方法をお話しします。

インプラントの平均寿命

インプラントの平均的な寿命は10年~15年とされていますが、20年以上もの間使えている方も多くいらっしゃいます。
インプラント以外の入れ歯やブリッジは約5~8年程の寿命だと言われていますので、他の治療と比べて長く使用できるのがメリットです。

インプラントの素材はとても劣化しにくく、虫歯になることが少ないです。
ただし、メインテナンスをしていなければ、歯の周辺組織や骨が弱ってしまい、インプラントを支えられなくなってしまいます。

インプラントを長持ちさせるために

インプラントをより長持ちさせるためには、問題が起こりにくくなるように定期的に歯科医院でのメインテナンスを受けて、お口の中を衛生的に保ち、健康を維持することが大切です。
そのためには次の3つのポイントをお伝えします。

インプラント周囲炎に気を付ける

インプラントを支えられなくなってしまう原因として最も多いのが、インプラント周囲炎です。
歯周病のように、インプラントを支えている周囲の組織が徐々に溶かされ、最終的にインプラントが抜け落ちてしまいます。
原因となる汚れを溜めないことで予防することができますので、患者さまはご自身での毎日の歯磨きを丁寧にしっかりと行いましょう。
そして、歯科医院でのクリーニングも合わせて行い、お口を清潔に保つことが大切です。

禁煙に努める

たばこに含まれるニコチンを摂取すると、血行が悪くなってしまい、免疫力が低下します。
歯ぐきの炎症が起こりやすくなってしまうため、喫煙者の方は禁煙者の方に比べて、インプラント歯周炎になってしまう確率が高くなる傾向にあります。

歯ぎしりや食いしばりには気をつけましょう

歯ぎしりは体重の倍以上の大きな力が歯や歯周組織、骨などに負担がかかります。
歯ぎしりや食いしばりは、無意識的に行っていることも多く、それを日常的に行っていると、インプラント自体にも負担がかかってしまい壊れてしまうこともあります。
咬み合わせに問題がないか、歯科医院で定期的にチェックしてもらうようにしましょう。

インプラントを長持ちさせて健康な日々を送れるよう、ぜひご一緒にメンテナンスに取り組みましょう。

上記の内容以外にも詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。

監修者情報

院長 渡邉 威文

  • 九州大学歯学部 卒業
  • 九州大学総合診療科にて研修
  • 福岡赤十字病院にて研修
  • 山口県萩市にて勤務
  • 福岡県糸島市にて勤務
  • 医療法人渡辺歯科医院 継承
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