はじめに:不安に寄り添って
「左下の歯が痛くて、入れ歯かインプラントしかないと言われてしまった…」
そんな言葉から始まった今回のご相談。
40〜70代の方から特によくいただくのが、「抜歯したらもう入れ歯かインプラントしかないんですよね?」というご不安です。
しかし実際には、歯を残せる可能性があるケースも少なくありません。 今回は、51歳の女性の方とのやり取りを会話形式でご紹介します。

初診相談(会話)
左下のブリッジが痛いんです…。通っている歯科ではインプラント治療をやっていなくて、入れ歯にするしかないと言われました。でも、入れ歯にはどうしても抵抗があって…
そうでしたか。まずは安心してください。入れ歯やインプラントが唯一の選択肢とは限りませんよ。今の歯の状態を詳しく調べてみましょう。
患者様は「抜歯しかないのでは」という思い込みから、不安な表情をされていました。
検査と診断
レントゲンとCTを撮影し、かみ合わせ全体を確認しました。

左下のブリッジに過度の負担がかかっていたのが原因です。骨格や歯列を考慮せず延長ブリッジをしたため、歯に強い力が集中していました。
そうだったんですね…。私はもう抜歯しないといけないと思っていました。
確かに傷んでいる部分はありますが、保存治療をすれば歯を残せる可能性が高いです。場合によっては骨の再生治療も検討しますが、今の時点では抜歯せず進められますよ。
「骨がないからインプラント」と言われることも多いですが、実際は骨の再生治療や保存治療を組み合わせることで歯を残せる場合があります。
選択肢の整理
そうなんですね!抜かないとダメだと思っていたので、すごくホッとしました。
もちろんインプラントには大きなメリットもあります。ただし、“インプラントしかない”と決めつけてしまうのは違います。今回のケースでは、歯を残す方がメリットが大きいと判断しました。
入れ歯も嫌でしたし、歯が残せるなんて思ってもいませんでした。かみ合わせのことまで考えていただけるなんて初めてです。
かみ合わせはとても大切です。全体のバランスを無視してしまうと、他の歯まで悪くしてしまう可能性があります。ですから、“かみ合わせから考える治療計画” が重要なんです。
不安から納得へ
患者様は「今までの説明とは違う」と驚かれ、そして笑顔になられました。 「もっと早く相談に来ればよかった」という言葉が印象的でした。「抜歯してインプラント」という流れに迷っている方は多いですが、歯を残す治療 が可能な場合もあることを知っていただきたいです。
まとめ
もし今、
- 「抜歯してインプラントしかないと言われた」
- 「入れ歯は嫌だけど他の選択肢を知らない」
- 「かみ合わせを考えた治療をしてくれる歯医者を探している」
そんな方がいらっしゃれば、ぜひ一度セカンドオピニオンをおすすめします。
インプラントは素晴らしい治療ですが、唯一の答えではありません。
歯を残す方法があるかどうか、ぜひ信頼できる歯科医院で相談してください。
長崎県長与町の渡辺歯科医院では、無料/有料相談(60分)を行っています。
お電話/WEB予約からどうぞ。
本記事は一般的な情報であり、効果・期間・費用は個人差があります。実際の治療は診断に基づきご提案します。詳細はカウンセリングでご相談ください。
監修者情報

院長 渡邉 威文
- 九州大学歯学部 卒業
- 九州大学総合診療科にて研修
- 福岡赤十字病院にて研修
- 山口県萩市にて勤務
- 福岡県糸島市にて勤務
- 医療法人渡辺歯科医院 継承







