初診時の様子

患者様とのやり取り
こんにちは。本日はインプラントのご相談ですね。
先生、実はもう何年も右で噛めないんです。
最初はそこまで気にしてなかったんですが、最近は食事がだんだん面倒になってきて…。お肉もナッツも、硬いものは避けてしまいます。
片側だけで噛む生活は、顎や肩の負担にもつながりますからね。
肩こりや頭痛が出ていませんか?
まさにそうなんです。肩がずっと重くて…。
でも、もう右で噛めないのは仕方ないかなと思ってました。
諦める前に、まずは状態をしっかり確認してみましょう。
レントゲンとCTで、歯と骨の状態を見ていきますね。
検査後の説明
右上の奥歯(5番・6番・7番)が欠損していて、その部分の骨がかなり吸収しています。
…骨がないってことですよね?
それだとインプラントはできないんじゃ…。
確かに、骨が足りないと通常のインプラントは難しいです。
でも『サイナスリフト』という骨を再生させる方法がありますよ。
サイナスリフトって…聞いただけで怖くなります。痛みや腫れはどうなんですか?
上顎洞という空洞の粘膜をそっと持ち上げ、人工骨を入れる手術です。
丁寧に行えば腫れや痛みは最小限で済みますし、当院では経験豊富な体制があります。
でも、もしうまくいかなかったら…。
術前にCTで細かく計画を立てるので、そのリスクを限りなく減らせます。
焦らず段階を踏めば、しっかり骨を作ることができますよ。
骨がないって聞いた瞬間、もう一生右で噛めないのかと暗い気持ちになりました。
でも、骨を作れる方法があるってわかって…救われた気がします。
右で噛めるようになると、食事の楽しみだけでなく体のバランスも改善します。
治療には時間がかかりますが、その分しっかりした土台ができます。
長くかかってもいいので、ちゃんと治したいです。お願いします。
はい、一緒に進めていきましょう。
まとめ
今回のご相談は、「右で噛めない」「骨がない」とお悩みだった40代男性。精密検査の結果、サイナスリフトで骨を再生し、2本のインプラント埋入を行う計画となりました。
同じように「片側でしか噛めない」「骨がないと言われた」と悩んでいる方も、状態によってはまだ選択肢が残されています。まずは骨の状態をしっかり調べること。それが、噛める未来への第一歩です。
「骨がないと言われて諦めかけていたけれど、サイナスリフトで骨を再生し、右で噛める喜びを取り戻した」
今回の患者さんが、初診から治療完了までどのような道のりを歩んだのか。手術当日の様子や、治療後に変わった食生活・体調の変化まで、詳しくご紹介します。
監修者情報

院長 渡邉 威文
- 九州大学歯学部 卒業
- 九州大学総合診療科にて研修
- 福岡赤十字病院にて研修
- 山口県萩市にて勤務
- 福岡県糸島市にて勤務
- 医療法人渡辺歯科医院 継承







