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中学生から始める矯正治療について解説する記事のサムネイル画像

「小学生のうちに矯正を始めたほうがいいと聞いていたのに、気づけば子どもが中学生になってしまった」「今から始めるのでは遅いのでしょうか」。お子さんの歯並びが気になりながらも、部活動や勉強が忙しくなる時期と重なり、相談のきっかけをつかめないまま過ごしてこられた親御さんは少なくありません。まわりのお子さんが早い時期に矯正を始めている話を耳にすると、出遅れてしまったように感じることもあるかもしれません。

結論からお伝えすると、中学生からの矯正は決して珍しいものではなく、この時期だからこそ進めやすい面もあります。一方で、小学生のうちに行う治療とは目的や使える方法が変わってくるため、今のお口の状態を正しく知ることが出発点になります。この記事では、中学生から矯正を始める場合の考え方、選択肢となる治療法、進めるうえで気をつけたいことを、長崎県長与町の渡辺歯科医院、院長の渡邉が解説いたします。当院では矯正の無料カウンセリングを行っておりますので、「うちの子は今からでも間に合うのか」を知りたい段階でも、どうぞお気軽にご利用ください。

中学生から矯正を始めるのは遅いのでしょうか

「小児矯正は小学生のうちに」という言葉が広まっているため、中学生になると手遅れだと感じてしまう親御さんは多くいらっしゃいます。しかし実際には、中学生から矯正を始めるお子さんは一定数いらっしゃり、治療そのものが難しくなるわけではありません。大切なのは、何を目的とした治療なのかが年齢によって変わるという点です。

「小学生まで」と言われやすい理由

小学生の時期に行う矯正は、一般に1期治療と呼ばれ、顎の成長を利用して歯が並ぶスペースを整えることを目的としています。顎の骨がやわらかく成長の余地が大きい時期だからこそできる関わり方で、この時期にしか取り組めない方法があるのは事実です。そのため「早いほうがよい」と説明されることが多く、それが「小学生を過ぎたら遅い」という印象につながっていると考えられます。

ただし、1期治療はあくまで土台づくりであり、歯並びそのものを最終的に整える治療とは目的が異なります。仕上げの段階は永久歯がそろってから行うのが一般的で、これが2期治療にあたります。つまり中学生からの矯正は、多くの場合この仕上げの段階にあたり、決して例外的なスタートではないのです。

中学生は永久歯がそろい始める時期

個人差はありますが、12歳前後で奥歯を含む永久歯がおおむね生えそろってくるお子さんが多い傾向があります。歯がすべて並んだ状態になると、一本一本をどの位置に動かせばよいかが見通しやすくなり、治療のゴールを具体的に設計しやすくなります。生え変わりの途中で治療計画が何度も変わるといったことも起こりにくくなります。

この点から、中学生という時期は「遅れてしまった時期」ではなく「仕上げの治療に適したタイミングのひとつ」と捉えることができます。小学生のうちに何もしていなかったとしても、そこから直接仕上げの治療に入っていく進め方は広く行われています。

顎の成長がまだ残っている場合もあります

中学生の時期は、身長が大きく伸びるお子さんも多く、顎の骨の成長も完全に止まっているとは限りません。成長がまだ続いているかどうかはレントゲン検査などで確認していきますが、残っている成長を治療に活かせる場合もあります。特に噛み合わせのずれが気になるケースでは、成長期のうちに相談しておく意味があると言われています。どの程度活かせるかは個人差が大きいため、検査をもとにご説明していくことになります。

中学生の矯正で選択肢となる治療法

永久歯がそろってきた中学生の矯正では、歯そのものを動かして並びと噛み合わせを整えていく方法が中心になります。小学生向けの取り外し式の装置とは考え方が変わるため、ここでは代表的な選択肢を整理してご説明します。それぞれに向き不向きがありますので、お口の状態とご本人の生活に合わせて選んでいくことになります。

ワイヤー矯正

歯の表面に小さな装置をつけ、そこにワイヤーを通して歯を動かしていく方法です。幅広い歯並びに対応しやすく、複雑な動きが必要なケースでも計画を立てやすいという特徴があります。装置を自分で取り外すことがないため、つけ忘れによって治療が進まないという心配が少ない点も、忙しい中学生にとっては現実的な利点といえます。

一方で、装置のまわりに汚れがたまりやすくなるため、歯みがきの工夫が欠かせません。装置をつけた直後や調整後に歯が浮くような違和感や痛みが出ることもありますが、多くは数日で落ち着いていく傾向があります。見た目が気になるお子さんには、白っぽい素材の装置をご提案できる場合もあります。

マウスピース矯正

透明な装置を段階的に交換しながら歯を動かしていく方法です。食事や歯みがきのときに外せるため、日常のケアを続けやすい点が特徴です。装置が目立ちにくいことから、見た目を気にするお子さんに選ばれることもあります。

ただし、決められた時間装着することが前提となる治療です。学校生活や部活動の中で自己管理を続けられるかどうかが、結果に影響しやすい方法でもあります。お子さんの性格や生活リズムを踏まえ、ご本人が納得して取り組めそうかを一緒に確認したうえで選んでいくことが大切だと考えています。また、歯並びの状態によってはこの方法が向かない場合もありますので、検査のうえでご説明いたします。

部活動や楽器の演奏との付き合い方

中学生になると部活動が本格的になり、「装置をつけたまま運動しても大丈夫か」と心配される方もいらっしゃいます。接触の多い競技では装置が口の中を傷つけないよう保護する用具をご相談することがありますし、吹奏楽で管楽器を演奏している場合は、慣れるまで音の出方に影響が出ることもあると言われています。どちらも事前に分かっていれば対応を考えやすくなりますので、カウンセリングの際に活動内容をお聞かせいただけますと、治療法の選び方にも反映しやすくなります。

中学生から始めるときに知っておきたいこと

治療法そのものと同じくらい、日々の生活の中でどう続けていくかが結果を左右します。中学生ならではの進めやすさと、気をつけたい点の両方を知っておくと、ご家庭でのサポートがしやすくなります。

本人の意思で取り組めるようになる時期です

小学校低学年のお子さんの場合、なぜ装置をつけるのかを理解しきれないまま治療が進み、嫌がってしまうことがあります。その点、中学生になると、自分の歯並びをどうしたいのかを本人の言葉で話せるお子さんが増えてきます。治療の目的を理解したうえで始められると、痛みや面倒さがあっても乗り越えやすくなる傾向があります。

当院では、親御さんだけでなくお子さんご本人にも分かる言葉でご説明し、ご本人が納得したうえで進めていくことを大切にしています。治療するかどうかを歯科医師の側だけで決めることはありませんので、迷っている段階でのご相談も歓迎しております。

忙しさと自己管理が課題になりやすい

一方で、中学生は学校行事や部活動、塾などで生活が一気に忙しくなる時期でもあります。通院の時間を確保しにくい、装置の管理が後回しになるといったことは起こりやすく、治療期間が想定より延びる要因になることもあります。通院のペースや予約の取りやすさも含めて、続けられる形を一緒に考えていくことが現実的です。

むし歯・歯肉炎の予防を同時に進めます

矯正中は装置のまわりに汚れが残りやすく、むし歯や歯ぐきの炎症が起こりやすい状態になります。特にこの時期は間食の内容や生活リズムが変わりやすいため、歯みがきの仕方を具体的にお伝えし、必要に応じて定期的なクリーニングを組み合わせていきます。当院は矯正だけでなくむし歯や歯周病の治療も行っておりますので、お口全体を見ながら進められる点は安心していただけるかと思います。

よくあるご質問

中学生から始めると、小学生から始めた場合より費用は高くなりますか

一概には言えません。小学生のうちに1期治療を行い、その後2期治療に進む場合は二段階分の費用がかかりますが、中学生から仕上げの治療のみを行う場合は一段階で完結することもあります。必要な治療の内容によって変わりますので、検査結果をもとに総額の考え方をご説明いたします。

受験を控えているのですが、今始めても大丈夫でしょうか

治療を始める時期については、ご家庭の予定を踏まえて調整することが可能です。装置をつけた直後は違和感が出ることもありますので、大きな行事や試験の時期を避けて開始したり、通院間隔を工夫したりといった進め方をご相談いただけます。まずは現状の検査だけ受けておき、開始時期は後から決めるという選択肢もあります。

高校生や大人になってからでも治療はできますか

歯と歯ぐきの状態が整っていれば、年齢が上がってからの矯正も行われています。ただし、顎の成長を利用する関わり方は難しくなるため、治療の進め方が変わる場合があります。どの時期に何ができるかはお口の状態によって異なりますので、比較したうえで判断していただけるようご説明いたします。

ほかの歯科医院で説明を受けたのですが、別の意見も聞けますか

セカンドオピニオンとしてのご相談も歓迎しております。すでにお持ちの資料がありましたらお持ちいただくと、より具体的にお話ししやすくなります。当院での治療を前提としたご相談である必要はございません。

まとめ

中学生からの矯正について、押さえておきたい点を整理します。

一つ目は、中学生から始める矯正は遅れたスタートではなく、永久歯がそろってから行う仕上げの治療として広く行われているということです。二つ目は、この時期の治療はワイヤー矯正やマウスピース矯正が中心となり、歯並びの状態とお子さんの生活に合わせて選んでいくということです。三つ目は、本人が目的を理解して取り組めるようになる一方、忙しさによる自己管理の難しさが課題になりやすく、続けられる形を一緒に考える必要があるということです。四つ目は、むし歯や歯ぐきの状態を含めてお口全体を見ながら進めることが、結果的に治療をスムーズにするということです。なお、治療の効果や期間には個人差がありますので、実際の進め方は検査をもとにご説明いたします。

渡辺歯科医院は長崎県長与町で、小児矯正から大人の矯正まで幅広くご相談をお受けしている矯正歯科対応の歯科医院です。「中学生になってしまったけれど、今からでもできることはあるのか」という段階のご相談でも構いません。無料カウンセリングでは、今のお口の状態と選択肢を分かりやすくお伝えしておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

渡辺歯科医院の公式サイトはこちら

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