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長与町の渡辺歯科医院です。院長の渡邉です。
私は大阪で活動しているi6というインプラントに特化した若手の勉強会で副理事を務めています。
i6ではベーシックコース、アドバンスカンファレンス、GBRコースなど様々な活動を行なっています。
その中で、ベーシックコースは若手歯科医師(約25人ほど)に向けて半年間のコースで、インプラント治療の基礎を教えているコースになります。
私は先日(10月)『インプラントのシミュレーションとガイド』という内容で、2時間半ほど講義と実習の担当しました。
インプラントは術前のシミュレーションがとても大事で、それによってその後のインプラントの予後が決まってくると言っても過言ではありません。
そのシミュレーションを行う上での手順や注意点についてわかりやすく講義し、実習も行いました。
また、その計画を『正確に確実に』実行するために、サージカルガイドと呼ばれる術中に使うマウスピースのようなものを用いますが、
その作成方法、使い方、インプラントのオペ時の注意点も講義、実習しました。
私はインプラント治療は『患者さんと手錠を結ぶようなものだ』と教わりました。それだけその先の患者さんの将来を左右するものなので、しっかり診査診断を行い、シミュレーションには時間をかけています。ほとんどすべてのケースで、サージカルガイドを用いてオペをしています。
その経験を少しでも若手の先生方に伝えて、より価値のあるインプラント治療ができるようにと、この活動をしています。
講義、実習では多くの先生方に学びがあったようで、しっかり資料など準備してよかったと思いますし、
何より自分自身が準備しながら頭が整理できましたので、とても勉強になりました。
私が医院を不在にしていた間、医院ミーティングを行なってくれたスタッフにか感謝しますし、
患者さんにもご迷惑をおかけいたしましたが、
そのぶんこれからもしっかりとした治療を心がけて恩返しできたらと思います。
(※大阪で講義の後、仲間の先生とお疲れ様会をして疲れを癒しました☺️)