長崎県西彼杵郡長与町の歯医者なら渡辺歯科医院

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こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。
今回は、国民皆歯科検診についてお話しさせていただきます。

国民皆歯科検診って何?

ご存じの方もいるかもしれませんが、先月、国の「骨太方針2022」に生涯を通じた歯科検診の具体的な検討が盛り込まれました。

日本では、高校生までは歯科健診が義務付けられていますが、大学生や社会人は対象となっていません。

しかし、これは健康診断のように全国民に毎年の歯科検診を行い、歯の健康を維持することで他の病気の誘発を抑制することに繋げる目的があります。

歯科医師会によると、定期的な歯科検診を充実させる目的は、

「口腔と全身の健康増進、健康寿命の延伸」にあるとしており、健康な人が増えることの結果として医療費の削減される可能性も述べています。

歯科検診と生涯医療費負担の関係

生涯医療費とは、生まれてから亡くなるまでにかかる医療費のことを言います。

具体的な数字で示すと、厚生労働省の推計によれば、生涯医療費の平均は2,300万円(男女)です。

保険の自己負担の割合は人によって様々ではありますが、3割負担の人の自己負担額は約690万円にもなります。

では、皆さんに質問です。

歯科検診を定期的に受けている方と受けていない方で、年間の医療費にどれくらい差が出ると思いますか?

答えは…年間10~15万ほどの差がでてしまうんです。

歯が健康だと生涯医療費が安くなる理由

お口の状態が悪くなってしまうとどのような結末を招いてしまうのでしょうか?

歯が悪くなった

食生活に偏りがでる&歯並びが悪くなる

糖尿病や骨粗しょう症、肩こりを発症

全身の健康に悪影響を及ぼす

上記の流れは説明を省いてしまっている箇所もありますが、大きな流れとしてはこのようにして全身に悪影響を及ぼしてしまいます。

実際に、多くの歯を失ってしまい食べ物を噛めなくなると、認知症や脳血管疾患、転倒(寝たきりを招く)、免疫力の低下などのリスクが高くなることがわかっています。

定期的にメンテナンスを受け、噛める歯を残すことは、生涯に渡って好きなものを食べることができ、QOL(生活の質)向上に繋がります。

しかし、それだけでなく多くの全身疾患の予防、健康に生きていければ生涯医療費の節約にもつながるのです。

年に1回の定期検診では不十分?

国民皆歯科検診は、これまで年に1回も歯医者に通うことなくいつの間にか悪くなっていた方でも早期発見することができますので、とても大切なことだと思います。

しかし、年に1回の定期検診では不十分です。

1年に1回のみ歯医者での定期検診を受けても、残りの364日を悪くならないように自分で行うケアには限界があり、手遅れになるケースも多いはずです。

ご自身のお口の状況に合わせた定期的なメインテナンスを当院で確認してみませんか?

上記の内容以外にも、定期検診で行うことなどについてもっと知りたい方やその他にも詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。

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