- 歯のコラム
こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。
皆さんの中に、口内炎ができて辛い思いをした経験はないでしょうか?
世の中には人生で一度も口内炎ができずに、快適な生活している方もいます。
口内炎がよくできるという方にとっては、なんとも羨ましい話ですね。
今回は、その口内炎についてお話しさせていただきます。
そもそも口内炎とは?
口内炎とは、口の中やその周辺の粘膜に起こる炎症の総称のことをいいます。
お口の中の病気の中で多くみられます。
楕円形で白っぽく、2㎜から10㎜程度の大きさで、主に頬の裏側や舌の裏、歯茎にできやすいです。痛みがあり、食べ物や飲み水を口に入れる時の痛みや不快感から生活の質を低下させます。
一般的に1~2週間で治ることが多いようですが、くせになって再発する場合も少なくありません。口内炎自体は重度の病気ではありませんが、全身の健康状態がどこか良くないことの信号と考えられています。
口内炎ができる原因
口内炎ができる原因はさまざまなものが考えられます。
その中でも、身体の免疫力が低下したり、口の中のウイルスや細菌などの感染によって引き起こされたり、胃腸などの内臓障害によるものが主な原因と考えられています。
さらにアレルギー、ホルモンの変調、自律神経失調、睡眠不足栄養不足、外傷なども原因の一つとして考えられています。
口内炎ができる人、できない人の違い
十分な睡眠
口内炎ができない人は、約8時間の睡眠時間と早寝早起きが習慣化している方が多いです
睡眠時間がバラバラで、夜更かしや睡眠不足は、体調不良を起こしやすいため、不規則な睡眠が口内炎を作りやすい環境にしています。
栄養バランスの良い食事
口内炎は、ビタミンやタンパク質が不足しているとお口の中の組織が修復できないことでできやすくなります。
口内炎ができやすい人は、外食が多い生活だったり、油物や糖質の高い食事が多かったり野菜や果物を食べることが少なかったりなど偏食の方が多いです。
ストレス社会
口内炎ができやすい人は、普段からストレスがたまりやすい生活だったり、十分な休養が取れず適度なストレス解消ができなかったりしてしまうようです。
ストレス社会の現代では、これに該当する方は多いです。
日々のセルフケア
お口の中が汚れや細菌だらけの不衛生な状態では良くありません。
細菌が入り込みやすい環境のせいで、口内炎ができやすく治りにくい状況になってしまいます。
日々のセルフケアを充実させるためには、ご自身に合ったブラッシングを身に付ける必要があります。
口内炎ができやすい人は、生活習慣の見直しが大切です。
規則正しい生活や十分な睡眠、栄養バランスの摂れた食事、そしてストレスを抱えないことを意識ながら改善していきましょう。
上記の内容以外にも、口内炎やご自身に合ったブラッシング方法などについてもっと知りたい方、その他にも詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。