- 歯のコラム
こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。
前回はご自宅でも出来る「液体ハミガキ」と「マウスウォッシュ」についてお話をさせていただきました。
今回はその前提となる正しい歯磨き方法についてご紹介したいと思います。
皆さん歯磨きの仕方について勉強したことはありますか?
最近では小学校などで講習会が開かれており、そこで歯磨きの仕方について学ぶ機会があるようですね。
ですが、大人になるにつれて忘れてしまった部分や大人の歯独自のお悩みもあるのではと思います。
では早速正しい歯磨きのポイントをご説明いたします!
歯磨きをする上で知っておきたいポイント
- 歯ブラシ選び
- 歯磨きの力加減
- 歯ブラシの動かし方
- 歯ブラシ選び
皆さんどんな歯ブラシを使っていますか?
ご自分の口に合った歯ブラシを選ぶのって意外と難しいですよね。
歯ブラシ選びで大切なのは、ヘッドの大きさと毛の固さ、そして目的に合っているかどうかです。
ヘッドの大きさには横幅が広いもの、小さめなものなど様々な種類があります。
横幅が広いと歯の面に対して安定するので使いやすいと感じる方、隅々まで磨けるように小さめのものがいいと感じる方など個人によって合うものが異なります。
毛の固さには家庭用品品質表示法に基づいて「ふつう」「やわらかめ」「かため」の3種類が表記されています。
歯ぐきから出血しやすい方はやわらかめものもが良いでしょう。
また、毛の細さにも種類があり「超極細毛」などは毛が細いため歯と歯の間が磨きやすく、歯周病予防を目的した方におすすめです。
このように様々なものがあるので、ご自分に合う歯ブラシを探してみてください! - 歯磨きの力加減と時間
歯磨きの際、皆さんの歯磨き時間はどのくらいですか?
あまりにも強く磨きすぎていませんか?
一般的には、3分程度の時間で鉛筆を握るように歯ブラシを持つことが推奨されています。
汚れをしっかり取ることも大切ですが、歯磨き粉に含まれる成分には研磨剤というものがあります。
研磨剤は、歯垢や着色を落としやすくするという働きがありますが、歯や歯ぐきを傷つけてしまう恐れがあるのです。
歯を磨きすぎてしまえば、歯の表面にあるエナメル質が削られて象牙質という組織がむき出しになってしまいます。
そして、 冷たいものなどの刺激で歯がしみて痛くなるなどの症状を引き起こす原因となるのです。
エナメル質は1度削られると再生することができませんので、力加減や時間には気を付けましょう! - 歯ブラシの動かし方
ほとんどの方が毎日歯磨きをしていると思いますが、実は歯磨きをした方のうち約8割の人に磨き残しが合ったというデータがあるのです!
磨き残しが多いのは、歯と歯の間・奥歯の溝・歯と歯ぐきの境目・奥歯の後ろ・前歯の裏側です。
1.2ミリ程度ずつ小刻みに動かし、一本一本丁寧に磨くように心がけましょう。
ここまで歯磨きのポイントについてお話をさせていただきましたがご参考になりましたでしょうか?
是非今日からの歯磨きに取り入れてみてください。
上記の内容以外にも歯の治療について詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。