長崎県西彼杵郡長与町の歯医者なら渡辺歯科医院

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こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。
今回は知覚過敏についてお話させていただきます。

みなさんは「知覚過敏」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。

おそらくほとんどの方がご存知だとは思いますが、一応ご説明させていただきます。
「知覚過敏」とは虫歯でもないのに冷たい食べ物や熱い食べ物、風などで歯がしみたり、痛みを感じたりすることです。

知覚過敏は年齢に関係ない?

知覚過敏になる方の年齢層はとても幅広いです。
とあるデータによると、初めて知覚過敏の症状を感じた時期について5歳~14歳と答えた方は14%、15歳~19歳の方は17%、また30歳以降の方は19%と答えています。
この結果から知覚過敏は年齢に関係なく誰しも注意が必要であるということが分かりますね。

知覚過敏の原因と対処法

では、ここからは知覚過敏の原因と対処法についてご説明させていただきます。

まず知覚過敏は、歯周病などによって歯ぐきが退縮し、歯の表面のエナメル質とその内側にある象牙質がすり減る、または象牙質の象牙細管と呼ばれる無数の穴を通して刺激が神経に伝わることによって歯がしみるなどの症状が出てきます。
特に、噛み合わせ部分よりも歯肉の部分の方がエナメル質に厚みがないので、さらに刺激を感じやすくなってしまいます。

歯周病やむし歯

前述のとおり、表面のエナメル質とその内側の象牙質がすり減ることで知覚過敏の症状が出てきます。

歯ぐきを下げる歯周病や歯を削る虫歯は知覚過敏の大きな原因となります。

強すぎるブラッシング圧

歯を磨く力が強すぎたり、歯磨き粉を多く付けすぎたりすると歯が削られることがあるため、柔らかい歯ブラシに変えるなどの工夫が必要です。

歯石の除去

歯石とは歯垢が石灰化したもので、磨き残しによってできる硬いかたまりです。
歯石が覆い被さっていることで知覚過敏の症状が出ないこともあり、歯石を取ると再び知覚過敏の症状が出るでしょう。
しかし、歯石は歯周病の原因となるので早めに歯科医院で取り除いてもらう必要があります。

歯石を取り除いて知覚過敏の治療をしていきましょう。

歯ぎしりや食いしばりの癖

歯ぎしりや食いしばりは歯を削りやすいので、知覚過敏の原因となります。

噛み合わせが悪い

噛み合わせが悪いと、歯ぎしりや食いしばりのように歯を削りやすくなります。
矯正治療などで改善していきましょう。

酸を含む食べ物

酸を含む食べ物は、歯のエナメル質を溶かすので、酸を多く含むものを食べる際にはダラダラ食べない、そしてすぐに歯を磨くなどを心がけましょう。
酸を多く含む食べ物には以下のようなものがあります。
例)炭酸飲料、栄養ドリンク、酢、フルーツ

過食症

過食症とは、何かのストレスを境に突然大量の食べ物を身動きできないほど食べ続け、ほとんどは自己嘔吐でおさまるというような状態が習慣化していく疾患です。
嘔吐することによって胃酸が出てくるので歯にも大きな負担となってしまいます。

上記の内容以外にも歯の治療について詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。

 

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