- 歯のコラム
こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。
皆さんは、歯の健康や毎日を健康に生きるためにどんなことをしていますか?
歯の健康のために良いことをすれば、体全身の健康にもつながることがあります。
今回は、歯の健康を守るためにできることについてお話させていただきます。
歯の病気の原因は遺伝?
歯の病気で代表的な虫歯や歯周病になってしまうことには、さまざまな原因があります。
よく遺伝的な要素に大きく左右されてしまうということも耳にしますが、実は違います。
虫歯や歯周病などにかかってしまう多くの理由、それは日々の食生活や生活習慣です。
歯を悪くしないための生活習慣
では、歯が悪くならないような食生活や生活習慣にはどのようなものがあるでしょうか?
下記の項目とご自身の生活習慣を比較してみて下さい。
間食を控える
食事の回数が多ければ多いほど、お口の中には汚れがたまりやすくなり、特にお子さまに多いダラダラ食べは、虫歯や歯周病のリスクが高いです。
お子さまも大人も間食はなるべく控えるように心がけましょう。
糖分の過剰摂取
糖分は虫歯菌のエサです。砂糖入りの飲み物を習慣的に飲んでいたり、砂糖入りのアメやガムを食べていたりすることが多い人は要注意です。
また、食事中の糖質の過剰摂取にも注意してバランスの良い食事にしましょう。
就寝前の飲食
夜中にお腹が空いたからといって夜食を日常的に摂る人は、たとえ食後に歯みがきをして眠りについても、虫歯や歯周病のリスクは高くなります。
睡眠中は、だ液の分泌量は低下するためお口の中を洗浄する力が弱まっています。通常の歯みがきですら100%の汚れを取り除くことはできません。
硬いものを食べる習慣を
昔に比べるといろんな食材が世の中に出回っていて、その中にはあまり咀嚼が必要ないくらい軟らかい食品でありふれています。
咀嚼を必要としない食生活を続けていると、だ液の分泌が低下して、お口の中の細菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうことになります。
タバコの禁煙
タバコは歯周病にとってリスクが高すぎます。タバコを吸う人と吸わない人では歯周病のリスクが約5倍高まるといわれていて、1日に1箱を吸うようなヘビースモーカーの方はそのリスクが非常に高いと言えます。
アルコールの過剰摂取
アルコールを飲むことで、すぐに虫歯や歯周病にかかってしまうということはありません。
蓄積することによってその可能性は高くなりますが、もっと気にしないといけないのは、アルコールが引き起こす利尿作用によって、体の水分が薄くなってしまうということです。
これは、直接的に体全身の健康にも被害が及ぶでしょう。
上記のことを考えるがあまり、あれはダメ、これもダメとなると毎日が楽しいとは言えません。
禁止するのではなく、これまでよりも少しだけ気にするだけでも、将来の健康には大きく影響しますので、意識するようにしてみてください。
上記の内容以外にも、予防歯科についてもっと知りたい方、その他にも詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。
監修者情報
医療法人渡辺歯科医院 理事長 渡邉威文 Takefumi Watanabe
「最幸の医療を通して、人生を豊かにする」を医院理念に掲げ
患者様により良い歯科医療を提供している。
指導者としても、関西の「i6」というインプラントのスタティーグループの一員として若手歯科医師への指導を行っている。