- 歯のコラム
こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院 院長の渡邉です。
ところで、歯を抜けたまま放置すると、様々なトラブルの原因になることをご存知ですか?
そのまま放置をしてしまうと...
△見た目が悪い
歯並びのバランスが悪くなるため、笑った時の見た目が損なわれてしまいます。
△歯茎が痩せ、顔が変形する
噛む力が衰えるため、顔の筋力が低下します。
しわやたるみが増えるだけでなく、ほぼ下がってしまうため老け顔になってしまう可能性があります。
△胃腸への負担がかかる
食べ物をよく噛み砕かずに飲み込むため消化器官に負担がかかります。
△咬み合わせが悪くなる
抜けた歯の両隣の歯が移動したり、傾いたりするので噛み合わせが悪くなります。
△うまく発音できない
歯の隙間から空気が抜けることで、会話(発音)がしづらくなり、発音障害になる可能性があります。
△歯並びが悪くなる
抜けた歯と咬み合わさっていた歯が、今まであった歯に咬み合わせようとして、伸びてしまう可能性があります。
△全身のバランスに悪影響を及ぼす
咬み合わせが悪いと顎の筋肉に負担がかかったり、位置がずれたりします。顎の位置がずれると首・肩・腰の位置がずれ、筋肉の緊張など肩こりに影響します。
△脳の活性化に影響
噛む力が衰えることにより、脳への刺激が低下し、認知症の原因となります。
・・・これらのトラブルを防ぐには、歯を失った後の治療がとても大切になります。
1本や2本、歯が無いからといってすぐに影響が起こるわけではありませんが、歯が無いまま放置することによって咬み合わせが崩れ将来的に多くの歯を失ってしまう可能性があります。
現在では歯が抜けてしまったとしても、入れ歯やインプラントなど、歯が抜けてしまった場合の治療法があります。
トラブルを抱えないためにも、歯を抜いてしまった後は放置せずに最後までしっかりと治療を完了するようにしましょう。