- 歯のコラム
こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院 院長の渡邉です。
今回は２次むし歯についてです。
むし歯治療で治した詰め物、被せ物のすき間に微細なむし歯菌が入り、再度、むし歯になってしまうことを「２次むし歯」といいます。
２次むし歯の大きな原因として、歯との接着に使われるセメントが劣化したり、治療精度が悪いことやお口の中の状態が悪い期間が長引くことです。
また、詰め物の劣化も原因の一つで、とくに保険適用内の金属やプラスチック等の素材で起こりやすいと言われています。そして、繰り返し治療を受けた歯はダメージが残るので歯の寿命が縮小してしまうのです。
◯２次虫歯を防ぐために、毎日のホームケアと定期検診をしましょう！
それでは、２次むし歯を予防するにはどのような対策が必要なのでしょうか。。
実は、そこまで特別なことは必要ありません。
基本的には、毎日の歯磨きを欠かさないこと。加えて、当院の定期検診に通い、お口に問題がないかをチェックするのが大切です。
また、より確実な予防に努めたいという方は、金属やプラスチックでできた詰め物、かぶせ物をセラミックに変えるという方法もあります。
耐久性や防汚性に優れたセラミック治療は、２次虫歯予防に最適です。
自費診療になるものの、歯科技工士が時間をかけて丁寧に製作するため、セラミック等を使用する治療はおすすめです。
監修者情報
医療法人渡辺歯科医院 理事長 渡邉威文 Takefumi Watanabe
「最幸の医療を通して、人生を豊かにする」を医院理念に掲げ
患者様により良い歯科医療を提供している。
指導者としても、関西の「i6」というインプラントのスタティーグループの一員として若手歯科医師への指導を行っている。