長崎県西彼杵郡長与町の歯医者なら渡辺歯科医院

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こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。

歯周病月刊2回目の今日は、歯周病の進行についてお話していきます。

歯周病の症状は、むし歯と同様に初期段階では痛みや違和感が少ないため、初期段階で発見するのは難しい病気です。気付いた時には、進行がかなり進んでいる場合も珍しくはありません。

歯周病の進行

  • 歯肉炎

お口の中が不衛生だと、細菌が繁殖して歯肉が炎症を起こします。歯肉のみが赤く腫れた状態を「歯肉炎」と呼び、いわば歯周病の一歩手前の状態です。ブラッシングの際に出血が見られることもありますが、その他は目立った自覚症状がありません。

  • 軽度歯周炎

細菌による炎症が続くと、歯と歯肉の間には「歯周ポケット」と呼ばれる隙間が形成されます。健康な方なら1~2mm程度で問題は発生しません。しかし歯周病が進行すると、細菌はどんどん歯肉の奥へと潜り込みます。空気に弱い歯周病菌にとって、暗くジメジメした環境は絶好の繁殖スポットだからです。歯周ポケットの深さが3~4mmほどになった状態を「軽度歯周炎」と呼びます。

  • 中度歯周炎

歯周ポケットが約4~6mmまでの状態を「中度歯周炎」と呼びます。歯周ポケットの内部にも大量の歯垢や歯石が付着し、細菌により歯槽骨の吸収(破壊)が進んでいる状態です。歯を支える骨が失われるため、徐々に歯の動揺度も大きくなります。ほかにはブラッシング時の出血が多くなったり、口臭が強くなったりします。

  • 重度歯周炎

歯周ポケットの深さが約6mm以上の状態を「重度歯周炎」と呼びます。歯槽骨の吸収はますます進み、手で押した際に歯がグラグラしているのがわかり、歯と歯の隙間も目立ってきます。また膿・出血・口臭が一層強くなり、食べ物を噛んだ時に痛みが発生するのも特徴です。歯周病末期の状態なので、そのまま治療せずにいると歯が抜け落ちるリスクが非常に高くなっています。

このように、中度歯周炎や重度歯周炎まで進行すると、歯が抜けるリスクは高くなり、歯が抜けてしまうことで食事も楽しめない、思いっきり笑えないなど人生を楽しむことができなくなってしまいます。そうならないためには、歯周病にかからないことが大切ですが、歯周病になってしまうのには、2つの要素があるのを皆さんはご存知でしょうか?

歯周病になってしまう要因とは?

歯周病になってしまう1つ目の要素は、生まれつきの体質といわれる先天的要素です。親御さんから遺伝的に歯周病になりやすい体質の方はいます。ご両親のどちらかが歯周病で多くの歯をなくしている場合、まずは歯科医院を受診して、うまくリスクを回避してあげることが非常に重要です。

2つ目の要素は、生まれた後、つまり後天的要素です。1つ目の先天的要素に問題がなくても何らかの影響で歯周病になりやすくなってしまうということがあります。代表的なものとして考えられているのはタバコや睡眠などの生活習慣です。

歯周病になってしまいやすい方の危険な生活習慣についての具体的なお話は次回にさせていただきます。

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