- 歯のコラム
こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。
歯周病月刊3回目の今日は、歯周病になってしまいやすい方の危険な生活習慣についてお話していきます。
歯周病にかかってしまうにはさまざまな要因がありますが「こんな生活をしていると危ないですよ」という要因がいくつか重なった時に歯周病のリスクは高まります。下記の内容に該当する項目が多い人ほど注意が必要です。
歯周病リスクチェックリスト
お口の中を清潔にできない人
歯みがきをしなかったり、雑に歯みがきをしていたりするとお口の中は細菌でいっぱいになります。
このようにお口の中をキレイにできない人は、間違いなく歯周病のリスクが高まります。
歯周病はお口の中だけの問題ではなく、生活習慣病との関連も報告されていますので、日々の生活習慣からの見直しが大事になります。
歯みがきや、お口の中のケアは歯周病だけではなく、虫歯などから体を守っていくための基本です。
歯並びが悪い人
歯並びの悪いことが原因になるわけではなく、毎日の歯みがきで行き届かない場所が多いことで汚れが残ってしまい、最終的に歯石となることで歯周病につながります。
また、歯並びは年を重ねると歯が外側に開いて悪くなる傾向があります。
若いときはきれいな歯並びでも、50歳を過ぎて歯の間に隙間がうまれる人が多くなります。
この場合も歯がみがきにくくなり歯周病のリスクにつながりますので注意が必要です。
喫煙(タバコ)
皆さんもご存じかもしれませんが、タバコは歯周病リスクを確実に高めてしまいますし、歯周病の進行も早めてしまいます。
喫煙者の方は、普通の方に比べて4倍近く歯周病になりやすいと言われています。
また、タバコを日常的に吸っていると、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病との関係があることがわかっています。
バランスの悪い食事
歯周病になりやすい方の特徴として、ビタミンやミネラルなどが不足していることが多いです。
自分に栄養が不足しているからといってサプリメントで補給するほど気にする必要はありませんが、野菜をしっかり食べるように毎日の食事のバランスを意識することから始めてみましょう。
ストレス
会社で上手くいかなかったときや自分の気分が優れないときには多大なるストレスがかかります。
実際に、ストレスを感じている方の歯周病が悪化するケースは多く見られます。
ストレス社会と言われる現代でそれをなくす生活というのは難しいかと思いますが、自分なりの方法で適度にリフレッシュして、うまく付き合っていく工夫をしましょう。
ご覧になっていかがでしょうか?当てはまる内容が一つでもありませんでしたか?
当てはまっていたら歯周病の危険信号が灯っている状態です。
上記の内容全てではなく、一つでも当てはまった方は生活習慣から見直してみなおすことが必要です。
どんなことに気を付けたら良いか分からないという方は、お気軽に当院へお問い合わせください。
次回は、歯周病の治療方法についてお話していきます。
上記の内容以外にも歯周病について詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。
監修者情報
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医療法人渡辺歯科医院 理事長 渡邉威文 Takefumi Watanabe
「最幸の医療を通して、人生を豊かにする」を医院理念に掲げ
患者様により良い歯科医療を提供している。
指導者としても、関西の「i6」というインプラントのスタティーグループの一員として若手歯科医師への指導を行っている。