長崎県西彼杵郡長与町の歯医者なら渡辺歯科医院

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こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。

今回は、自然治癒力、お口の再石灰化についてお話しさせていただきます。

自然治癒力

人をはじめ、すべての生き物には「自然治癒力」という力が備わっています。

自然に病気やケガを治す力のことです。

分かりやすいものでいくと、何か運動しているとき骨折するとギプスで固定すると思います。このギプスで固定していればいつの間にか骨がくっついて治っていますよね?

これが人の持つ自然治癒力です。

むし歯も自然治癒力で治る?!

この記事を読まれてる方ならお分かりだと思いますが、むし歯は歯が溶けてしまう病気です。

実は、このむし歯も溶けた部分が再石灰化され元の硬さに戻ることがあります。

だったら、むし歯になっても治るなら治療しなくても良いの・・・?そのままにしていても良いの・・・?と思った方もいるかもしれません。

答えは、、、絶対にNo!です。むし歯になってから放置しないでください。必ず歯科医院での検査してください。

できる限りむし歯にならないように人のお口の中では再石灰化という自然治癒力のようなものがあります。

再石灰化の仕組み

再石灰化とは・・・食後、酸性に傾いたお口の中は、だ液の持つ中和する働き(緩衝作用)によって徐々にpHが元に戻ります。その時、だ液の中のリンやカルシウムが、歯の表面のエナメル質に戻ることを「再石灰化」と言います。

脱灰とは・・・むし歯の原因菌が、炭水化物や砂糖などを原料として、水には溶けないネバネバしたプラークと呼ばれる物質をつくり、その中で増殖しながら酸をつくり出します。その酸によって、歯のエナメル質からリンやカルシウムが溶け出すことを「脱灰」と言います。

常にお口の中では、この脱灰と再石灰化を繰り返してむし歯にならないように予防しようとしています。

脱灰の方が進み、再石灰化が追いつかなければむし歯となりますので、すでにむし歯になってしまったものを自然に治すのは困難といえます。

そのため、むし歯になってしまった歯を放置することに全く良いことはありませんので、治療するにしても早期の方が良いでしょう。

気を付けたい!自然治癒力低下の原因8選

自然治癒力低下の原因とされている8つの事柄をお教えいたします!

お口の病気に関わるものだけではなく、体全身のことにも関係することですので、日々の生活と比較してみてください。

  1. 砂糖や砂糖を多く使用した食品の摂取
  2. パンや麺類、ケーキ、お菓子などの精製された炭水化物
  3. マーガリンやサラダ油などの酸化した油
  4. 化粧品や洗剤などの合成化学物質
  5. 薬剤(医薬品など)
  6. スマートフォン、テレビ、パソコンなどの電磁波を放っている機器の使用
  7. 運動不足
  8. 過度の滅菌や殺菌

上記の8つは現代人の自然治癒力を奪っているものになります。

 

上記の内容以外にも自然治癒力、お口の再石灰化などについてもっと知りたい方やその他にも詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。

 

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