長崎県西彼杵郡長与町の歯医者なら渡辺歯科医院

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こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。
今回は口内炎についてお話させていただきます。

口内炎の原因を一つに限定することはできません。発症する場所も頬や唇、喉などあらゆる粘膜にできます。そして、それらは、染みたり、痛みが続いたりして満足に食事や会話ができずに楽しい日々の生活が送れなくなってしまいます。

口内炎とは?

口内炎とはお口の中や、その周辺の粘膜に起こる痛みを伴う炎症のことを言います。
食事や会話の際に外部に接する器官に発症するため、ほこりやウイルスの影響を受けやすく、原因も様々であると言われています。

口内炎の症状

口内炎とひとくくりに呼ばれがちですが、実は軽度から重度なものまで色々な症状があります。

軽度な口内炎

食事が染みやすく、痛みはあまり強くありません。粘膜に赤い腫れやポツポツと斑点ができるのは、比較的軽度な口内炎と言えるでしょう。アフタ性口内炎と呼ばれるものが最も多く見られる口内炎の1つです。アフタ性口内炎は米粒くらいの楕円形をしているのが特徴で、痛みを伴います。原因は様々ですが、ストレスや栄養バランスの乱れ、体調不良などが主な要因とみられています。

重度な口内炎

重度になると、炎症箇所がただれたり、白い膜が覆ったり、盛り上がりやえぐれた穴、水疱ができる場合もあります。まともに会話ができなくなるほどの痛みや出血がみられるときは重度の口内炎である可能性があります。
感染症や全身性疾患、アレルギーなどを引き起こしている場合があるので、病院での検査をおすすめします。

口内炎の原因

口内炎の原因は様々で、中には分からないものもあります。

栄養バランスの乱れ

栄養バランスが崩れてしまうとすぐに口内炎ができてしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。栄養バランスの中でも、特に意識したい栄養素がビタミンB群。代謝に関わるビタミンB₂が不足すると、お口の中の炎症や唇のひび割れの原因になります。さらにビタミンB₂は免疫のビタミンとも言われており、これが不足すると、細菌の影響を受けやすくなり、口内炎を招きやすくなってしまいます。

口腔内の乾燥

唾液が減ると、口内炎になりやすくなります。唾液には、汚れを洗い流すだけでなく、粘膜の保護や、修復する役割もあります。お口の中に傷ができた場合、唾液が少ないと、細菌を洗い流すことができず増殖させてしまい、口内炎ができてしまうのです。

細菌&ウィルス

私たちのお口の中には普段から無数の常在菌や微生物が生息しています。しかし、それらのバランスが崩れると、お口の中の環境が変化し、腫瘍性の口内炎ができてしまうのです。外気と接し、食べものを最初に取り込む場所である口は、細菌やウイルスによる影響を最も受けやすいです。お口の中は常に清潔に保つようにしましょう。

口内炎は様々なことが原因で発症します。原因を突き止めることが難しいこともありますが、身体の不調を訴えてくれる症状でもあります。
口内炎ができたら、まずはご自身の生活を振り返って見ましょう。
上記の内容以外にも口内炎についてもっと知りたい方、その他にも詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。

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