長崎県西彼杵郡長与町の歯医者なら渡辺歯科医院

Topics

こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。
今回は義歯についてお話させていただきます。

義歯と一言でいっても入れ歯やブリッジの他にもインプラントなど様々な種類があります。
義歯が合っていないと、ストレスに感じることも多いことでしょう。当院では、あらゆる種類の義歯を取り揃えていますので、ご自身に合ったものをお選びいただけます。
今回は義歯の中でも入れ歯に特化してお話しを進めていきます。

入れ歯が合わないことによる問題とは?

入れ歯をつけていて痛むことはありませんか?
その痛みの原因についてお話します。

お口の中の状況の問題

ご高齢の義歯使用者では、歯が生えるあるいは生えていた歯肉の部分が退縮し、その粘膜も薄くなっていることから、義歯の安定性や維持力の基盤が失われ、痛みが生じやすくなることがあります。
義歯床下の粘膜が薄くなると、噛み合うときの力が分散せず、そのまま顎の骨に圧力が伝わるため、骨組織の負担を増加させてしまいます。加えて、噛むときの衝撃で、硬い義歯と顎の骨に挟まれた粘膜に傷がつき、痛みが生じてしまうのです。

食事の問題

新しい義歯を装着したばかりの時に硬い食べものや、厚みのある食べものを食べると、痛みが生じることがあります。最初は豆腐や煮物など、やわらかく、噛みやすいものを食べるように心がけましょう。また、歯でゆっくり食べることにも気をつけてください。

噛み合わせの問題

噛み合わせが少しでもずれてしまうと、義歯が痛むことがあります。噛み合わせがずれると、義歯が噛む力を全体的に分散できないからです。ある特定の部分に、議歯が強く当たるようになり、痛みが出現したり、食べものがかみ切りにくくなったりします。

義歯の管理の問題

義歯を清潔に維持することができないと、口内炎や誤嚥性肺炎を起こしやすくなってしまいます。ある研究では、総義歯装着者の最大63%に義歯上にバイオフィルムと歯石が見られると言われています。義歯を清潔に保たないと、お口の中だけにとどまらない健康を害するリスクがあります。十分な洗浄を行いましょう。

対策と予防法

義歯の痛みは、慣れると解決する場合もありますが、長期間放置することで、傷が大きくなったり、悪化したりする場合もあります。新しい義歯をいれると、慣れるまでの1週間程度は痛みがでます。初めての義歯で食事をとったあとは、一度歯科医院で義歯の調節を受けましょう。また、義歯をずっとお口の中に装着しつづけると、カンジダ菌というカビが繁殖してしまう場合もあるため、取り扱いには十分注意しましょう。専用の歯ブラシを使って流水で清掃し、お口の中の食べかすも洗い流してください。
義歯が壊れている場合も、できるだけ早めに修理するか、新しく作り直す必要があるので、歯科医院を受診しましょう。

歯に痛みがあると、普段の会話や食事を十分に楽しめないことがあります。ご自身の生活をより良いものにするためにも、義歯を入れられる際は慎重に検討していきたいですね。

上記の内容以外にも義歯についてもっと知りたい方、その他にも詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。

TOP