- 歯のコラム
こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。
今回はインプラント治療の知らないことについてお話させていただきます。
インプラントという言葉やどんな治療法であることは何となくご存じの方も多いと思います。
その中でも、患者さまからいただく疑問を解消していきます。
インプラント治療の疑問
手術時間はどれくらいかかる?
麻酔を効かせる時間や術後の処置の流れの説明などを含めて1~2時間みていただきます。
通常の虫歯の治療でも、内容によっては1時間くらいかかることがございます。
治療をはじめてから終了するまでの期間
来院頻度や治療の進み方によって様々です。
抜歯から傷口が治るまでに2~3ヶ月の間経過観察を行います。
持病をお持ちの方はすぐに治療を行うことができない場合がございますので、お知らせください。
また、インプラントを埋入するための骨の量が足りない場合には、埋入前に骨造成を行います。
骨造成の範囲が小さい場合には、インプラントを埋入すると同時に行うことができます。
治療では痛みを感じますか?
局所麻酔を行ってから手術をはじめますので痛みはありません。
術後は痛みが全くないわけではありませんが、通常の抜歯と同程度の痛みを感じる方もいます。
手術中はお口を開けたままでお願いしていますので、体力的な負担がかかることがあります。
手術後に腫れることはありますか?
術後に腫れる人、腫れない人には個人差がございます。
ほとんどの場合、術後1~2週間で落ち着きます。
骨の量が少なく、骨造成を行った場合のみ腫れが続くことがございます。
腫れていない場合であっても、処方された抗生物質は飲み切っていただくようお願いします。
顎の骨に金属を埋めても問題ないの?
インプラント体の素材は、人工関節などに用いられるチタンです。金属アレルギーを起こしにくく、骨と結合する性質を持っています。
安心して手術を受けていただくようチタンアレルギー等の不安がある方には、手術前にパッチテストを受けていただいております。
治療前は相談できますか?
インプラント治療に限らず、歯科治療に対して不安を抱いている方は少なくありません。
患者さまが抱えている不安や疑問が解消できるよう、当院では、治療前に必ずカウンセリングを行います。
気になることについて何でもお話しください。
インプラント専門医との違いは何ですか?
インプラント治療をする際には、虫歯や歯周病などの疾患を持っていることがあります。
総合的な歯科治療をできる歯科医師のもとでの治療が必要です。
また、当院の院長は関西の i6 というインプラントのスタティーグループの一員として若手歯科医師の指導なども行っています。
インプラント治療後でも定期的に歯科医院へ通うことも重要です。
年齢的な問題はありますか?
年齢がお若い方は顎の成長が完了した段階で手術ができるようになります。
ブリッジや義歯は隣り合った歯への負担が大きく、結果として健康な歯の寿命を縮めてしまうことがあります。
患者さま自身の歯の寿命を延ばすため、全身の健康のためにもインプラントは有効な歯科治療です。
ご高齢者の方は健康状態が良好であれば手術を行うことができます。
糖尿病や骨粗しょう症、脳梗塞などの持病をお持ちの方は事前にお申し出ください。手術が行えない場合があります。
上記の内容以外にもインプラント治療ついて詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。