- 歯のコラム
こんにちは 長与町の歯医者
渡辺歯科医院です。
今回は保険適用の歯科治療とは何か?についてお話させていただきます。
皆さん「保険」という言葉を聞いてどのようなことを思い浮かべるでしょうか。
様々なことにお金がかかる時代ですので、万が一に備えて皆さんもいくつかの保険に入っていらっしゃるかと思います。
「保険」はどんな時に必要?
まず、「保険」というのは、起こりうる色々なリスクに対して備えておくためのものです。
起こりうる様々なリスクとは、突然の怪我・病気などの生命が脅かされることや台風・地震・火事などの自然災害によって生命や暮らしが危うくなること、そして事故などの第三者に被害をもたらしてしまうことなどが挙げられます。
いくら気を付けていたとしても、病気にならなかったり自然災害を止めたりすることはできないので、私たちもある程度備えておくことが必要ですよね。
そこで「保険」に加入をしておくことで、日頃から少しずつ保険料を納められ、必要な時にケースに応じた金額を支給されるという仕組みなのです。
歯科治療の保険
さて、ここまで「保険」の仕組みについて説明してきましたが、歯科治療などの医療費にも保険が使われることがあります。
公的な審査・承認を経て、薬や治療法などが健康保険からの給付の対象として認められた治療を「保険適用」といいます。
歯科治療を受けたいと思っていても、金額が気になると感じる方も多いと思います。
「保険適用」があると、そのお陰で金額が抑えることができるので嬉しいですね。
歯科治療に用いられている保険は「健康保険」といって、0歳から75歳までの人が加入するものです。
この健康保険に加入し、保険料を納めることによって、かかる費用のうちの約3割を自己負担するだけで歯の治療を受けることができます。
また、小学校入学前のお子様は2割負担となり、少しお安くなります。
ここまで聞くと保険適用されるなら安心して治療できる!と思われるかもしれませんが、保険が適用される治療と保険が適用されない治療があるのです。
歯科治療での保険が適用される範囲
歯科治療で保険が適用される範囲は本当にごくわずかと言えます。
虫歯を治療すること一つ例に挙げてみます。
虫歯になった部分を削って詰め物を行うとします。
その時に保険が適用される詰め物は「銀歯」もしくは「プラスチック素材」でできた詰め物の2つしかありません。
保険適用の素材の特徴
2つの素材の特徴を考えても、再度虫歯になるリスクや経年劣化による変色や臭いなど、次に悪くならないための素材ではないのです。
では、保険が適用されない詰め物はというと、ゴールドやセラミック、セラミックの中でもいろんな素材があり保険が適用されない治療方法が種類が多いのです。
保険が適用されない素材の特徴
これらは、汚れがつくにくく虫歯や歯周病、口臭の予防になったり、詰め物と削った歯の適合が良く再度虫歯になるリスクが軽減されます。
また、保険適用外の治療では歯科医院によって取り扱っている素材も違いますので、よく比べてみると良いと思います。
上記の内容以外にも歯の治療について詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。