長崎県西彼杵郡長与町の歯医者なら渡辺歯科医院

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こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。
今回は睡眠時無呼吸症候群についてお話させていただきます。

睡眠時無呼吸症候群とは?

皆さんは「睡眠時無呼吸症候群」についてご存知ですか?
文字からもご想像できると思いますがその通りです!!言葉の通り、睡眠時に何度も呼吸が止まってしまう病気のことです。

SASとも呼ばれています。

睡眠時無呼吸症候群の症状

では、どんな症状のことを「睡眠時無呼吸症候群」というのかというと、10秒以上息が止まる状態のことを「無呼吸」といい、1時間あたり平均して5回以上無呼吸になってしまうことをいいます。

「睡眠時無呼吸症候群」にあたるのは以下のような症状がある方です。
・夜、睡眠時に目が覚める
・夜、息苦しくなり目が覚める
・周りの方からいびきが大きいと指摘される
・朝、起きたときに頭痛や体がだるいと感じる
・疲労が溜まっている
・日中によく眠くなり、居眠りしてしまう
・仕事に集中できない

このような症状が出るのには、大きく分けて二つの種類があります。

睡眠時無呼吸症候群のタイプ

閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(OSA)

1つ目は閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(OSA)と呼ばれている、寝ているときに気道が閉まり、空気の流れが完全に断たれて呼吸が止まってしまうタイプです。

中枢性睡眠時無呼吸タイプ(CSA)

そして2つ目は中枢性睡眠時無呼吸タイプ(CSA)と呼ばれている、呼吸中枢の機能の不具合によって呼吸ができなくなっているタイプです。
このような2タイプの睡眠時無呼吸症候群によって呼吸ができずに十分な睡眠がとれなかったり浅い眠りになったり等悪影響を及ぼします。

では、なぜこのような症状が出てきてしまうのでしょうか?
ここからはその原因となりやすい人についてご説明していこうと思います。

睡眠時無呼吸症候群になりやすい人とは

肥満

睡眠時無呼吸症候群と診断された方のうち約6割が肥満だったというデータがあります。
肥満によって気道が狭められ、気道が閉塞されやすくなっているということです。

下顎が小さい人

肥満ではなく痩せている方でも、下顎が小さいと気道が狭くなるので、睡眠時無呼吸症候群になりやすいです。
最近では顎が小さいので食べ物を飲み込みづらかったり、睡眠の質が悪かったりというお悩みをお持ちの方が多いようで、マウスピース治療や外科手術を受ける方もいらっしゃいます。

扁桃腺が大きい人

扁桃腺とは舌の付け根の両端にあるこぶのようなリンパ組織のことで、そこが発熱などによって腫れてしまうと気道が狭くなり、呼吸がしづらくなってしまいます。

ご高齢の方

高齢の方になると肥満などは関係なく約2割の方が睡眠時無呼吸症候群になっているというデータがあります。
これは加齢によって筋力が低下し、舌を支える筋肉が衰えて舌の根もとを支えられずに気道を塞いでいるからです。

睡眠時無呼吸症候群を放っておくと、脳卒中や心不全、高血圧などのリスクも高まります。
出来る限り適切な治療を受けるようにしましょう。

上記の内容以外にも歯の治療について詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。

 

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