- 歯のコラム
こんにちは 長与町の歯医者 渡辺歯科医院です。
今回は歯の黄ばみの原因についてお話させていただきます。
口元を見られる機会の増加
5月8日からマスク着用が任意となり、個人の判断に委ねられることになりました。
屋外でマスクをしていない方も多くみられるようになり、屋内であってもマスクを付けている人の割合は大きく変わってきています。
そうなると、周囲の方から第一印象として大きな影響を与えると言われている口元を見られる頻度も多くなります。
口元に自信を持つ一つの方法として、歯についた着色を取って本来の白さに戻すことで自信を取り戻すキッカケになります。
そもそも歯が黄ばんでしまう原因ってなに?
歯が黄ばんで見える理由にはいくつか原因がありますので、ご紹介します。
飲食物による着色
飲み物でいえば、コーラやワインといった色の濃いものや食べ物でもカレーやケチャップといったものは色素が歯に付着しやすいです。
厄介なのが、一度付着してしまったものは通常の歯みがきだけでは簡単に落ちません。
歯石が付いている
上記の飲食物が上手く磨き落とすことができずにいると、汚れが硬くなり歯石になります。
小さな歯石であっても歯に付着しているものは、とても汚れて見えます。
また、歯ぐきが腫れてきたり、口臭問題も起こります。
年齢によるもの
これは防ぐにはとても難しい問題ですが、年齢を重ねるごとに歯が黄色くなります。
日常生活を送っていく中で、歯みがきや咬み合わせの問題で歯の表面が薄くなることで歯の中の組織が見えてくるようになります。
これは、避けることができませんのでホワイトニングを行うことで改善されます。
歯科治療で使用した詰め物の変色
虫歯治療をして、削った部分に詰める素材に何を使っているかによっても影響します。
特に、保険適用の素材は、銀歯もしくはプラスチック素材のものしかなく、経年劣化による変色が起こります。
また、変色だけではなく金属アレルギーなどの問題もでてきます。
その点、保険が適用されてはいませんがセラミック素材の詰め物は変色のリスクが少なく審美性に優れています。
神経がない歯
虫歯の進行がかなり進んでいる歯は神経をとらないといけない場合があります。
そういった歯は神経がないため内側から黒くなっています。
口腔内の乾燥
お口の中が乾燥していると、だ液の働きの一つである洗浄効果が弱まり、歯に汚れやステインが付着しやすくなります。
歯ならびが悪い方や口呼吸になってしまっている方は早期に改善することをおススメします。
歯の黄ばみの原因は上記以外にもまだまだあります。
今回はごく一部しかご紹介できませんでしたが、特に日々の生活で意識できる飲食物から気にしてみて下さい。
コーヒーなどの色の濃いものを飲んだ後、水でうがいをするだけでもちょっとした予防になります。
上記の内容以外にもホワイトニングについて詳しいことや気になることがございましたら、当院へお気軽にお問い合わせください。
監修者情報
医療法人渡辺歯科医院 理事長 渡邉威文 Takefumi Watanabe
「最幸の医療を通して、人生を豊かにする」を医院理念に掲げ
患者様により良い歯科医療を提供している。
指導者としても、関西の「i6」というインプラントのスタティーグループの一員として若手歯科医師への指導を行っている。